『ドラグーンマイト』(Dragoon Might)は、コナミが1995年にリリースしたアーケードゲーム。ジャンルは2D型対戦型格闘ゲーム。
ストーリー[]
『龍の刻印』。世界中に散らばったそのかけらを集めるとどんな願いでもかなうと言われている。 歴史は繰り返され、『龍の刻印』をかけたバトルが始まった。
概要[]
登場キャラクターは全員『龍の刻印』を所持しており、全ての相手を倒して刻印を完成させることが目的。キャラクターの操作は八方向レバーと攻撃ボタン6個(弱パンチ、中パンチ、強パンチ、弱キック、中キック、強キック)を使う。1対1で戦うシングルモードと3人ずつチームを組んで闘うチームモードがある。
『マーシャルチャンピオン』に次いで出した格闘ゲームだが、『ストリートファイターZERO』などの他社の大作に埋もれてヒットしなかった。
キャラクターやステージに漫画『魁!!男塾』の影響がみられる。
システム[]
- ボンバー技
- 体力を消費して出す強力な必殺技。
- スーパーボンバー技
- いわゆる超必殺技で、体力が点滅時に使用可能。
- 飛び移り
- キックボタン3つ同時押しで出る完全無敵の回避動作。動作中、ステージ奥にあるラインを飛び移る。
- ダウン追い打ち
- ダウンしている相手を攻撃する。『ヴァンパイア』にあるシステムとほぼ同じ。
- 移動起き上がり
- 前または後ろに移動しながら起き上がる。『ヴァンパイア』にあるシステムとほぼ同じ。
登場キャラクター[]
- ヤマト(声:塩沢兼人)
- 本作の主人公。日本刀を使う戦士。
- エンディングはパチンコを打っているものであり、当たりが出ないのでやけになってスーパーボンバー技でパチンコ台を破壊している。
- つぐみ(声:鶴ひろみ)
- 本作のヒロインで天狗の血を引く巫女。世界の平和を守るために刻印を集める。扇を使う。
- 木霊〔こだま〕(声:江川央生)
- 真田家に仕える忍者。使用キャラクター中、唯一素手で戦う。
- 鉄仮面〔てっかめん〕(声:塩沢兼人)
- 覆面をした忍者で、殺人鬼のような性格を持つ。鉤爪と三日月の形をした刃物を使う。
- レジー(声:田中一成)
- どおくまんの漫画に出てきそうな厳つい顔をした地下プロレスのレスラー。弟のために表舞台に上がるために刻印を集める。ジャックナイフを使う。
- レイラ(声:鶴ひろみ)
- トンファーを使う女性ファイターで、病気の母を救うために刻印を集める。
- 雷庵〔らいあん〕(声:塩沢兼人)
- 高野聖に見える美形の男だが、実は物欲の激しい破戒僧。錫杖を使う。
- 酔虎〔すいこ〕(声:江川央生)
- 雷庵と同じく破戒僧で、食欲が激しい男。巨大な数珠を使う。
- ドレイク(声:田中一成)
- 槍を使うキザな男。
- 猿丸〔さるまる〕(声:田中一成)
- 猿山のボス。巨大な刃のついたサンダルを使う。
- ザック(声:鶴ひろみ)
- ツヴァイハンダーを使う少年。
- ジャオウ(声:江川央生)
- 漆黒の鎧をまとった巨大な戦士で、刃のついたヨーヨーを使う。
- DOGUMA〔ドグマ〕(声:江川央生)
- 本作のボスキャラクター。
- CPU専用キャラクターで、チームバトルモード時に登場する際も1人で登場する。
余談[]
本作のデザイナースタッフは、全て名前に「MZD」を冠した名前を名乗っており、その内の1人であったデザイナー「MZD MOMMY」が、1998年の稼動から現在も続く音楽ゲーム『pop'n music』シリーズの第1作のトータルデザインを手がけた。そのことから、彼をモデルにしたキャラクター「MZD」が生まれ、「ポップン界の神」と設定されている。
関連項目[]
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