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細 (1版) |
(相違点なし)
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2011年10月24日 (月) 23:25時点における版
ジャンル | シューティングゲーム |
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対応機種 |
アーケード[AC] MSX[MSX] プレイステーション2[PS2] Xbox360[360] |
開発元 |
コナミ[AC][MSX] ハムスター[PS2] デジタルエクリプス[360] |
発売元 |
コナミ[AC][MSX] ハムスター[PS2] コナミデジタルエンタテインメント[360] |
人数 | 1人~2人 |
メディア |
[AC]業務用基板 [MSX]ROMカートリッジ [PS2]CD-ROM1枚 [360]ダウンロード |
発売日 |
[AC]1982年 [MSX]1984年1月 [PS2]2005年7月21日 [360]2006年8月30日 |
『タイムパイロット』(TIME PILOT)は1982年にコナミ(後・コナミデジタルエンタテインメント)から発表された業務用縦画面全方向任意スクロールシューティングゲーム。
本稿では1984年に発表された続編の『タイムパイロット'84』についても述べる。
岡本吉起がコナミ在籍時に作った作品は本作と『ジャイラス』の2本である。
タイムパイロット
概要
タイムスリップが可能な自機を操作して、5つの時代をまたがり、次々と襲いかかる敵戦闘機を撃破していくシューティングゲームである。当時高度な技術であった、自機を中心に360°の任意スクロールを可能としており、ショットが途切れずに連射可能な自機と相まって爽快感がある。
本作の稼動当時、ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)制作のゲームと並び人気が高かったため、ナムコゲーム同様『スペースパイロット』(SPACE PILOT)といった模造コピー品まで作られた。
ゲーム内容
レバーとショットボタンで自機を操作して、次々と現れる敵戦闘機(1機につき100点)を撃っていく。敵機を56機撃ってから数秒経過するとボス敵機が出現するので、それに7発ショットを撃ちこむ(1発撃ちこむと300点)と破壊できる(3,000点)。ボスを撃破するとステージクリアとなり、次の時代にタイムスリップする。自機が敵や敵の弾に当たるとミスで持ち機を1機失う。全ての自機を失うとゲームオーバー。一定得点毎に自機が1機追加される。
ボーナス要素として、
- 「ギュギュギュギュギュン」の効果音とともに現れる敵編隊をすばやく全滅させると2,000点が加算。
- 時々現れるパラシュートを取ると1つ目1,000点、2つ目2,000点……最大5,000点が加算。
がある。
ボスを倒さずに粘っていると敵の攻撃が激しくなっていくが、上限があるため撃墜されない限り永久パターンになる(どの面でも可能だが、難度の低い1~2面がなりやすい)。かつて、100万点以上もやったプレイヤーもいた(スコアが99万9,900点を超えると0点にリセットされるので、あまり意味のない行為である)。
ステージ構成
- A.D.1910(ステージ1、6、11……)
- 敵機は複葉機。序盤ということもあり移動速度は遅め。爆弾が放物線を描いて飛んでくる(ショットで相殺可能、100点)のが特徴。ボスは飛行船。
- A.D.1940(ステージ2、7、12……)
- 敵機はプロペラ戦闘機。このステージのみ中ボス機が時々現れる(ショット3発で撃墜可能、1,500点)。ボスは大型プロペラ機。
- A.D.1970(ステージ3、8、13……)
- 敵機はヘリコプター。このステージとA.D.1982は自機を追尾するミサイルが敵機から発射される(ショットで相殺可能、100点)。ボスは大型ヘリコプター。
- A.D.1982(ステージ4、9、14……)
- 敵機は現代型戦闘機。追尾ミサイルは勿論、移動速度も速めで自機に体当たりも仕掛けてくる。ボスは大型爆撃機。
- A.D.2001(ステージ5、10、15……)
- 敵機はUFO。トリッキーな動きをするのでショットが当てづらい。微妙にカーブを描く敵弾が曲者(このステージの敵弾は全てショットで相殺可能、100点)。宇宙空間のためパラシュートは出現しない。ボスは大型UFO。
A.D.2001をクリアすると、そのまま難易度が上昇したA.D.1910から次の周回が始まる。スタッフロールやエンディングは一切ない。
MSX版(MSXコレクション含む)では、ステージ4の名前が「A.D.1984」に変更されている。
移植
- 『タイムパイロット』(MSX・1984年)
- 『コナミアンティークスMSXコレクション』(プレイステーション・セガサターン・1998年)にMSX版を収録
- 『コナミ80'sアーケードギャラリー』(アーケード・1998年、プレイステーション・1999年)に収録
- 『コナミアーケードゲームコレクション』(ゲームボーイアドバンス・2002年) に収録
- 『コナミネットDX』内(iモード・EZweb・Yahoo!ケータイ・2003年)
- 『オレたちゲーセン族』シリーズ(プレイステーション2・2005年)
- 『Xbox Live Arcade』対応(Xbox 360・2006年)
- 『コナミ アーケード コレクション』(ニンテンドーDS・2007年)に収録
タイムパイロット'84
ジャンル | シューティングゲーム |
---|---|
対応機種 | アーケード[AC] |
開発元 | コナミ[AC] |
発売元 | コナミ[AC] |
人数 | 1人~2人 |
発売日 | [AC]1984年 |
概要
『タイムパイロット'84』(-エイティーフォー、TIME PILOT’84 -Further Into Unknown World.-)は1984年に同社より発表された業務用シューティングゲーム。
1982年にリリースされた『タイムパイロット』の続編だが、前作の開発者である岡本吉起は携わっていない。前作が横視点の空中戦であったのに対し、本作では上方視点に変更され、世界観も近未来のサイバーな都市やクレーターを背景としている。ゲーム中においてタイムトリップの描写は存在せず、時代の移り変わりもなくただ延々とサイバー都市やクレーターが続くのみである。しかしながら、360°全方向任意スクロールはしっかりと継承している。
2008年現在、家庭用ゲーム機への移植はされていない。
ゲーム内容
レバーとショットボタン、ハイパーミサイルボタンで自機を操作して、次々と現れる敵を撃っていく。緑色のザコ敵はショットでしか破壊できず、青い地上や空中の敵は(一般的には)ハイパーミサイルでしか破壊できない(ショット(ゲームタイトルに掛けた)84発でも破壊できる)。自機の前方に青い敵が来ると自動でロックオンがかかり、ロックオン中にハイパーミサイルボタンを押せばミサイルを発射(1度に2発発射可能)し、ロックオンした敵にヒットする。ある程度敵を撃破すれば警告音の後にボスが出現、ボスに対してショットは通用せず、ハイパーミサイルで撃破すれば1ステージクリア。自機が空中の敵や敵の弾に当たるとミスで持ち機を1機失う。すべて失うとゲームオーバー。一定得点毎に自機が1機追加される。
壊れる物を破壊していくと、1upや隠れキャラも出現する。
ボーナス要素として、
- 時々現れる緑色の敵編隊をショットで全滅
- 青色の地上敵編隊をハイパーミサイルで全滅
- 青色の空中敵編隊をハイパーミサイルで全滅
- 隠れキャラの地上敵をハイパーミサイルで破壊
がある。
パーフェクトボーナスは8,000点。
タイムパイロット'95
『がんばれゴエモン きらきら道中〜僕がダンサーになった理由〜』(スーパーファミコン)に収録されているミニゲームで、ある条件を満たすとプレイ出来る。ミニゲームの内容は初代タイムパイロットとほぼ同じだが、エクステンド(=1UP)は無く、グラフィックや敵のアルゴリズムもオリジナルと多少異なる。また、A.D.2001のボスがゴエモンインパクトに変更されている。
外部リンク
de:Time Pilot ko:타임 파일럿