テンプレート:独自研究
ジャンル | ガンシューティングゲーム |
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対応機種 |
アーケード[AC] プレイステーション2[PS2] |
開発元 | [PS2]:KCE東京 |
発売元 | コナミ |
人数 | 1人 |
メディア | [PS2]:CD-ROM |
発売日 |
[AC]:2000年 [PS2]:2001年11月15日 |
価格 | PS2]:6,800円(税抜) |
デバイス | [PS2]:人工網膜センサーキャプチャーアイ、ハイパーブラスター、USBマウス |
『ザ・警察官』(ざ・けいさつかん)はコナミが製作したアーケードガンシューティングゲームシリーズ。第1作の移植版が2001年11月15日にプレイステーション2で発売されている。
プレイヤーの姿勢を感知するセンサーを備えており、プレイヤーの動きに合わせてプレイヤーキャラクターの姿勢(視点)が変わり物陰に隠れたりといった行動を行う斬新なシステムが取り入れられている。PS2版でもコナミより発売されたUSB接続式のセンサー「人工網膜センサーキャプチャーアイ」を併用することで同様に楽しむことが可能。ゲーム内容はいわゆる「警察24時」と呼ばれるジャンルのドキュメンタリー番組をモチーフにしている。ちなみにアーケード版2作品のガンコントローラはH&K USPをモチーフに作られているが、模倣された遊戯銃として赤色または水色で塗装されている。これは後に稼働した海外版における銃規制法を意識した作りになっており、両国ともそのままの形で稼動させることを意識している。
ザ・警察官 新宿24時[]
シリーズ第1作。東京都新宿を舞台に大量の拳銃の密輸を目論む指定暴力団「極道会」との対決を描く。後半は拳銃の輸入元であるアメリカが舞台となる。(尚、アメリカにおいて「極道会 リトルトーキョー支部」の存在が確認されている)
出演者[]
プレイヤーキャラクター[]
- 制服警察官
- 8発装填出来る拳銃を使用。顔がどことなく松井秀喜に似ている。通常の活動服に加え、誤射防止のためか、背面下部に文字の入ったV字型反射ベストを着用。他の同僚は全て機動隊装備のため、オープニングや逮捕時以外ゲーム中で活動服を着ているのはプレイヤーだけである。尚、リトルトーキョーに移動するとグレーのスーツ姿になるが、このキャラが新宿警察署の制服警察官なのか国際捜査課の捜査員なのかは不明。
- 刑事
- 隠しキャラクター。性能は上記の警察官と全く同じ。アフロヘアーで白スーツ上下に黒シャツ、サングラスを着用している。
- ※機動隊
- プレイヤーキャラクターではないが、文字通りプレイヤーの盾になってくれる縁の下の力持ち。障害物の無い場所などで敵の銃弾から守ってくれる有難い存在だが、誤射すると一階級降格&タイムロスという魔の一面も。出動服にSB8型防護面付ヘルメット(頚椎保護用垂なし)、ジュラルミン製大盾、拳銃を装備。拳銃は撃たない。出動服の背面に制服警察官と同様の文字に加え「POLICE」とも書かれている。撃たずに隠れてばかりいると、恨めしそうにこちらを見てくることがある。尚、リトルトーキョーに移動するとロサンゼルス市警の機動隊にバトンタッチする。動きは新宿と変わらないが、黒色BDUにフリッツヘルメット、樹脂製防弾盾、ボディアーマー兼タクティカルベストといったSWATに近い装備になる。
- ※ロサンゼルス市警制服警察官
- これもプレイヤーキャラではない。リトルトーキョーに登場。機動隊と似た様な行動を取るが、銃弾から守ってくれるわけではないので一般市民同様、単なる邪魔者。白人と黒人がいる。白人の方は海外版「POLICE911」のプレイヤーキャラクター。
雑魚[]
- 組員A
- 黒服を着用。よく見ると口髭を生やしている。
- 組員B
- やはり黒服を着用。但しこちらは少々太っている。サングラスを掛けている。頭がやや禿ている。「全国大追跡スペシャル」ではしばしばボス(指名手配犯)の近くに居る。
- 組員Γ
- 上半身裸(家庭版ではランニングシャツを着用)。容貌は組員Αと似ている。刺青を彫っている。
※雑魚組員の攻撃方法は以下の4種類
- (1)
- 「拳銃片手撃ち」。片手保持のため命中率はやや低く、撃つ間隔が長い。右手と右足を前に出し、左手は握りながら腰の辺りに位置させる構えをとる。
- (2)
- 「拳銃両手撃ち」。片手に比べ命中率が高く、撃つ間隔も短い。肩幅程度に足を開き、両腕を真っ直ぐ伸ばす構え。
- (3)
- 「サブマシンガン」。サブマシンガンを乱射。非常に危険。横一直線に撃ってくる者と不規則に撃ってくる者がいる。肩幅程度に足を開き、腰溜めで銃を保持する構え。
- (4)
- 「短刀特攻」。短刀を抱え、雄叫びを上げながら突進してくる。撃たなくとも回避すればどこかに消えていく。短刀を片手で構える者と両手で構える者がいる。
特別指名手配犯[]
- 各ステージのボスとして登場。雑魚組員と同様、一発で倒せるが命中させるのは結構難しい。プライバシー保護の為、目線及びモザイクといった処理がなされているが、プレイヤーが倒した瞬間、一瞬顔が見える事も。
- 松山重信 (54)
- このゲームのプロデューサー兼キャラクターデザイナーがモデル。第2ステージで登場。背中と腕に刺青を彫っている。黒ズボンを着用。ダンプカーに5人の組員を乗せて暴走するも、近くのビルに激突して逮捕される。
- リチャード・ハンセン (40)
- 第4ステージで登場。拳銃密輸ブローカー。金髪で髭を生やしている。白のスーツ上下に赤いシャツを着用。モザイクが取れた瞬間を見ると、ティアドロップ型サングラスをかけているのがわかる。
- 松岡圭介 (38)
- 第5ステージに登場。黒地に白ストライプのダブルスーツ上下に黒シャツ、赤ネクタイを着用。新宿駅から鉄道で逃亡を企てるも機動隊に追い詰められ逮捕。モザイクが取れた瞬間を見ると、頭頂部がバーコード状になりかけているのがわかる。また、字は違う(「松岡圭祐」)同姓同名の作家がいる。事実関係不明。
- 李培栄 (47)
- 第6ステージに登場。JW001便でアメリカロサンゼルスに逃亡。車を暴走させ、プレーヤーの轢殺を試みる。ライトグレーのスーツ上下に白シャツ、地味なネクタイと服装は意外と普通。よく「李 倍栄」と誤記される(コナミ公式サイトでも誤記)。
- 長田典子 (49)
- 第6ステージに登場。国外逃亡犯。この作品では唯一の女性の指名手配犯。歳の割に若作りな服装をしている(着物の上半身をはだけ胸にサラシを巻いている)。李培栄の運転する車の助手席に座っているだけで一切攻撃しない。李との関係は不明。(尚、第6ステージの指名手配犯は、李容疑者を倒せばその場で二人共逮捕出来る)海外版「POLICE911」では倉庫街に出現。
- 原口勝治 (67)
- 第9ステージに登場。国外逃亡犯。極道会組長。白髪。青いコートに赤いズボンを着用。プレイヤーに向かって正確にトリプルタップを決めるなど、高齢にもかかわらず拳銃の腕は抜群。
ステージ一覧[]
- 極道会の運営するナイトクラブ
- 劇場前広場
- 歌舞伎町一番街
- 新宿駅東口広場
- 新宿駅プラットホーム
- ロサンゼルス リトルトーキョー西市街地
- リトルトーキョー カーチェイス
- 地下駐車場
- L.A.P.D.前路上
階級[]
- このゲームでは後のウォートラントルーパーズやセイギノヒーローに通ずる階級システムが搭載されている。ただし、システムが一部違う。
- スタート時は巡査から始まり、狙撃ポイントを1回クリアするごとに経験値が1貯まり、3になると1階級昇進となる。
- 殉職した場合は巡査から再スタート。同僚や一般人を誤射した場合は今貯まっている経験値が0になるうえ1階級降格となる。
- 階級一覧(上ほど上位)
- 警視総監(最高ランク)
- 警視監
- 警視長
- 警視正
- 警視
- 警部
- 警部補
- 巡査部長
- 巡査長
- 巡査(スタート)
- 一定の階級に達するとボーナスが加算される。巡査長、警部補昇進でタイムボーナス、警視昇進でライフ+1、警視長昇進でライフ+3、そして最高ランクの警視総監(27狙撃ポイントノーミス)でライフ+100というゲームバランスを壊しかねないライフを手に入れることができる。
- ボーナスは殉職し巡査から再スタートすると再び手に入れることができる。
- ゲーム終了時のハイスコアでの階級は最高到達階級となる。
POLICE911[]
「ザ・警察官 新宿24時」の海外版。基本は同じだが、ステージがリトルトーキョーから始まる他、プレイヤーキャラがロサンゼルス市警警察官、無線やナレーションが全て英語、指名手配犯の出現場所や順番、アメリカステージに倉庫街追加などの相違が見られる。
特別指名手配犯(新宿24時との比較)[]
- リチャード・ハンセン (40)
- 第2ステージに登場。動きは新宿24時の原口勝治と同じ。
- 李培栄 (47)
- 第5ステージに登場。新宿24時と同じ出現場所だが、長田容疑者がおらず一人で車に乗っている。
- 長田典子 (49)
- 「POLICE911」にのみ存在するステージ、倉庫街(第6ステージ)に登場。本人は何の攻撃もしないが、障害物が多い上に雑魚的の妨害が激しい。
- 松山重信 (54)
- 第8ステージに登場。新宿24時と全く同じ。
- 松岡圭介 (38)
- 第9ステージに登場。動きは新宿24時のリチャード・ハンセンと同じ。
- 原口勝治 (67)
- 第10ステージに登場。動きは新宿24時の松岡圭介と同じ。
ステージ一覧[]
- 極道会の運営するナイトクラブ(リトルトーキョー)
- L.A.P.D.前路上
- リトルトーキョー カーチェイス
- 地下駐車場
- ロサンゼルス リトルトーキョー西市街地
- 倉庫街
- 歌舞伎町一番街
- 劇場前広場
- 新宿駅東口広場
- 新宿駅プラットホーム
ザ・警察官2 全国大追跡スペシャル[]
シリーズ第二作。前作から一年後の設定で、今回は東京ばかりでなく全国6都市が舞台になる。プレイヤーキャラクターが多数用意され、ステージ構成も一本道ではなくプレイヤーの任意で二番目のステージをどこの都市にするか選べるようになった。第二ステージは通常より中身が短縮される。
香港マフィア龍頭と極道会の勢力抗争という設定。
出演者[]
プレイヤーキャラクター[]
- 制服警察官
- 今回は装備が貧弱。38口径ニューナンブM60回転式けん銃51mm銃身モデル(5発)を使用。上級者向け。リロードが早いので初心者向けとの意見もある。V字型反射ベストの文字は「POLICE」に変更されている。前作と違い、一部にプレイヤーと同じ活動服を着た同僚も登場する。
- 婦人警察官
- 装備は制服警察官と全く同じ。但し発射音が異なり、より強烈な音になっている。やはり上級者向け。なぜか夏服。顔が怖い。殉職の際にスカートの中は見えない。また、殉職時に腕を押さえて苦しむことがある。
- 刑事(ゲーム内では私服警官)
- アフロヘアー、サングラス、濃い髭という濃厚なキャラを描いている。ドラマ「太陽にほえろ!」のジーパン刑事がモデルにされたらしい。装備は新宿24時の警察官と同じ拳銃だが、リロードがやや早くなっている。尚、ゲーム中の画面では特殊急襲部隊以外は全員ニューナンブを手にしている。初心者向け。
- 特殊急襲部隊
- 12発装填出来る短機関銃を持っている。公式サイトのイラストを見ると、H&K MP5Jの様に見える。然し、実際のゲーム画面ではH&KMP5A4PDWとなっている。連射可能だが着弾点が不安定でリロードも遅く、誤射の危険性が高いため上級者向け。しかし、対指名手配犯戦では間違いなく最強キャラである。出動服の両肩に警察庁のワッペンが付いている。
- ヤンキー刑事
- 隠しキャラ。海外から応援に駆けつけた。性能は刑事と同一。ゲーム「リーサルエンフォーサーズ」の登場キャラ。コイン投入前にトリガーを12回引き、12回目を引きながらコインを入れれば使用可能になる。
- 金髪美女刑事
- 隠しキャラクター。設定、性能共にヤンキー刑事と同一。プレイヤー選択画面で選ぶと投げキスをする。出現方法は「ヤンキー刑事」と同じ。
- メタル刑事
- 隠しキャラクター。性能は刑事と同一。全身を覆う銀色に輝くボディーの双肩に赤色灯が附いており、走る度に発光する。殉職の際、ギシギシと音を立てながら倒れる。また、指名手配犯逮捕時にポーズを決める。コイン投入前にトリガーを10回引き、10回目を引きながらコインを入れれば使用可能になる。
- ピンク婦警
- 隠しキャラクター。設定、性能共にメタル刑事と同一。プレイヤー選択画面では銃のタイプが「5発タイプ」になっているが、実際は「8発タイプ」である。出現方法は「メタル刑事」と同じ。
- ※機動隊
- プレイヤーキャラクター昇格ならず。前作同様、プレイヤーを守る存在。装備も前作と同様(オープニング時のみ、ニューナンブを装備)尚且つ発砲しないが、背面の文字が「POLICE」のみに変更されている。今回は指名手配犯の攻撃が過激になっているせいか、怯んで避けることも多くなっている。一方で、過激な攻撃にも怯まず立ち向かう隊員もいる。
雑魚[]
- 組員A~Γ
- 前作と同様
- 組員Δ
- 灰色の開襟シャツ、灰色のジーンズ、サンダルを着用。
- 組員E
- 青いスカジャン、赤いTシャツ、白いズボン、黒いサンダルを着用。
- 組員Z
- 深緑の作業服(若しくはBDU)、黒い軍用ブーツを着用。目付きが異様に鋭い。
(この3人は極道会組員ではなく龍頭の構成員。それと、この3人は日本刀による攻撃をしてこない。短刀特攻はΖ以外全員行う)
※雑魚組員の攻撃方法は前作の (1) - (4) に加え、
- (5)
- 「二挺拳銃」。転がりながら飛び出してくるため、撃つまでの時間が長い。命中率はやや高め。しゃがんだ姿勢のまま発砲する。
- (6)
- 「日本刀」。プレイヤーの目の前に現れ、斬りかかってくる。
- (7)
- 「手榴弾、火炎瓶」。手榴弾や火炎瓶を投げつけてくる。
- 尚、今作では短機関銃がMP5KA4 PDWに変更されている。また、 (1) と (2) の構え方のパターンも追加された。
- (1)
- 「拳銃片手撃ち」。前作の構えの他に、足を大きく開き、右腕を真っ直ぐ伸ばし、左腕は脇を締めながら地面と水平にさせる構えを追加。
- (2)
- 「拳銃両手撃ち」。前作の構えの他に、足を肩幅より広く取り、肘と膝を軽く曲げる構えを追加。銃を撃つ度に両腕が大きく跳ね上がるため、口径が大きく威力が高い(=一般的に反動が大きい)銃を使用している。
特別指名手配犯[]
これらの容疑者は、基本的に1発でも銃弾を当てれば即刻逮捕できる。ただし、障害物や容疑者が取る回避行動の関係上、命中させるのは非常に難しい。その為、主に乗り物に乗って攻撃してくる容疑者を中心にムチャクチャな裏技が設けられている。詳細は各項に記述。今作の指名手配犯にネクタイをしている者はおらず、また前作と比べて肌の露出(上半身裸など)が多くなっている。指名手配犯と一緒に雑魚が出てくる事が多々あるが、彼らは倒しても倒さなくても、指名手配犯さえ倒してしまえばその時点で任務終了となる。
- 氏名不詳1
- 組事務所に登場。丸坊主。最も簡単に倒せる。なぜか組長席に座っている。背中には刺青が彫ってある。白ズボンを着用。モザイクが取れた瞬間を見ると、髭面である事が分る。開始直後に頭の位置に撃ち込めば瞬殺可能(因みにこの犯人を倒した後に「組長は既に逃走した模様」と無線が流れるが、結局最後まで組長は出てこない。黒幕は出てくるが単なる極道会幹部であり、総本部の組長ではない)。
- 北谷貞治 (51)
- 札幌に登場。園内で除雪車(ゲーム中では「パワーローダー」と呼称)を暴走させる。濃紺のズボンに白いランニングシャツという服装。腕に刺青を彫っている。開始直後にやや右から運転席に最低2発撃ち込めば瞬殺可能。尚、除雪車本体を30発撃って倒す、という強引な裏技が有る(他のステージに登場する乗り物は40発撃たなければならないが、なぜか除雪車の耐久性のみ低くなっている)。また、容疑者を直接撃った場合と異なり、除雪車本体を撃って倒した場合は運転席が爆発炎上する。
- 阿部忠信 (29)
- 新宿東口に登場。丸坊主。紫のダブルスーツ上下に白いランニングシャツを着用。モザイクが取れた瞬間を見ると髭面である事が分る。極道会の指名手配犯の中では最年少(高 浜元は28歳だが龍頭の構成員)であるにもかかわらず一番貫禄がある。ショベルカーを暴走させ、警察車輛を破壊する。倒すには操縦席の窓ガラスを割らなくてはならない。逮捕時には、警官が2人がかりで確保に当たる。
- 氏名不詳2
- 歌舞伎町一番街に登場。なぜか上半身裸である。黒ズボンを着用。極道会組員には珍しく刺青を彫っていないため、龍頭の構成員である可能性もある。動きが比較的早い。拳銃を持っているが、発砲せず只管逃げ回る。
- 本村弘司 (32)
- 名古屋に登場。何処からとも無くセスナ機で飛んできて、地面すれすれまで降りてきてプロペラで攻撃してくる。電線のほとんどが地下に埋められている名古屋ならではの攻撃方法である。撃墜して爆発炎上した機体からどうやって逮捕しているのか等の疑問は多々沸いてくるが、深く考えてはいけないのであろう。倒した位置によっては、名古屋名物「大名古屋ビルヂング」に突っ込んでいく。
- ゲーム筐体(モニターの両端)には「観光バスを乗っ取った犯人が名古屋駅前を暴走…」という説明が記載されているが、この設定は使用されていない。
- 高 浜元 (28)
- 大阪国際空港からヘリコプターを強奪して戎橋上空に飛来(強奪した旨は、途中の無線および逮捕時の無線でわかる)。攻撃方法は機体を用いた体当たりと短機関銃による発砲。プレーヤーが倒した瞬間の距離次第では、道頓堀川に飛び込む。(これまた40発機体を撃てば倒せる)尚、ヘリコプターは川に墜落した後、煙を上げる様子が部分的に見える。操縦しているのが仲間なのか大阪国際空港のパイロットなのかは不明。白スーツ上下を素肌の上に着用(しかも腕まくり)、さらに白い靴というマフィア丸出しのファッション。龍頭の一味。阿部忠信と同様、逮捕時には警官が2人がかりで確保に当たる。
- 古 家亙 (47)
- 神戸に登場。この作品では唯一の女性の指名手配犯。中央の東屋の屋根の上にしがみ付いた後、左右どちらかに飛び降り、とてつもない速さで動き回り、発砲する。緑色のチャイナドレスを着用。龍頭の一味。
- 梅沢幸治 (54)
- 博多に登場。特殊急襲部隊と同じ短機関銃を持っている。民間人を人質に取る。登場してすぐ橋を渡る時に逮捕すれば人質を取られずに済むが短機関銃の存在もあり難易度は非常に高い。ショッキングピンクのジャケットに黒シャツ、白ズボン、黒い靴を着用。
- 熊 谷章 (41)
- 難波と梅田に登場。龍頭のボス。難波と梅田で動きが異なる。難波ではパトカーに隠れ一人で拳銃を撃ちつつ手榴弾を投げ、梅田では多数の部下と共に拳銃を撃つ。生え際の後退具合や白髪の多さから、年齢よりかなり老けて見える。中国風の模様が施された功夫着を着用。
- 松山重信 (55)
- 前作にも登場した一連の事件の黒幕。梅田に登場。ダンプ暴走事件で逮捕された後、脱獄していた。警察に復讐するべく、極道会と龍頭のメンバーに指示し、今回の事件を起こさせた。刺青を彫っている。前作同様、黒ズボンを着用。極道会組員2人が随行している。尚、今回登場する方の松山重信はプレーヤーが発砲せずとも、勝手に転んで自動的に逮捕に漕ぎ着ける様になっている。勿論、プレーヤー自ら発砲して逮捕する事も可能。プレイヤー自身が逮捕したか否かで最後の画面が変わる。この時、周囲の警察官と機動隊員は撃っても誤射扱いとならない。
ステージ一覧[]
- 極道会組事務所
- 札幌大通り公園
- 新宿東口広場
- 新宿歌舞伎町一番街
- 名古屋駅前ロータリー
- 大阪戎橋
- 大阪道頓堀
- 神戸南京町
- 博多であい橋
- 難波タクシー乗り場/梅田アーケード下
階級[]
- 前作の階級に加えスーパー警視総監が追加された。
- 階級表
- スーパー警視総監(ロケテスト段階では警察庁長官)(ライフ+100)
- 警視総監(ライフ+5)
- 警視監
- 警視長(ライフ+3)
- 警視正
- 警視(ライフ+1)
- 警部
- 警部補(タイム+10秒)
- 巡査部長
- 巡査長(タイム+5秒)
- 巡査(スタート)
その他[]
- 極道会組事務所ドアの貼紙には、札幌を選んだ場合「極道商事 札幌支部」といった具合に、選択したステージの地名が入るようになっている。
- ゲーム中では「大通り公園」となっているが、正確には「大通公園」である。コナミ公式サイトの表記も「大通公園」となっている。
- ステージの天候は「晴れ(曇り)」と「雨」の2種類がある。殉職などのミスをせずに進むと雨が降る確率が高くなる。雨の場合、晴れと比べて「視界が悪くなる」、「一般市民が減る」などの差異がある。
- パトカーに書かれている文字は名古屋ステージでは“名古屋県警”、神戸ステージでは“神戸県警”などとなっている。
- 組事務所と梅田アーケード下以外のステージは全て交番の付近である。更にスタート地点は現場から見て交番の位置している方向からとなっている。
- 事務所内には「仁義」「義」などと書かれた額、代紋の入った額、組名の入った提灯、神棚、鎧兜、観葉植物などが飾られている。代紋は「井」の中心に「極」の字が入った様なデザイン。提灯があることから、極道会は博徒系である可能性が高い。ちなみに、額は2発撃つと床に落ちる。
- 最終ステージが難波の場合、今回の事件の黒幕である松山容疑者は登場しないが、難波ステージ終了後の連絡で松山容疑者を逮捕したとの無線が入る。
- 前作同様、今作にも海外版が存在する。名称は「POLICE911 2」。ステージは日本のものをそのまま使用しており、ステージ自体には相違はない。各ステージは「SAPPORO」や「SHINJUKU」、「OSAKA」など地名はそのままだが、大通公園が「PARK」、新宿駅東口が「STATION SQUARE」、道頓堀が「DOWN TOWN」になるなど、細かい場所の名称は変更されている。尚、無線も全て英語だが、無線においては歌舞伎町一番街を「ICHIBANGAI」、道頓堀を「DOUTONBORI」など、日本の名称を英語で話している。また、プレイヤーキャラクターは制服警官と特殊急襲部隊は日本と同じだが、婦人警官と刑事がそれぞれ「金髪美女刑事」、「ヤンキー刑事」に変更されている。
難波或は梅田に分岐する条件[]
各ステージ(事務所と第二ステージを除く)に一回だけ登場する“シークレット敵”(橙色の円で表示)を三人仕留める。成功すると、ブザーが鳴る。尚、三人目を仕留めると金属音が鳴り、それ以降のステージには出てこなくなる。仕留めた数は画面右上に星の数で表示される。
リアルモード[]
ステージ選択画面において、(1)筐体のボタンを押しながら(2)銃口を画面外に向けトリガーを15回引き(3)ボタンから手を離しステージを選択、と行うと「リアルモード」が遊べるようになる。ゲーム開始後の画面右上に「REAL MODE」と出ていれば成功。敵の存在を示す赤マーカーが消え、敵の銃弾の速度が実銃と同様になっている等、文字通りリアルなモードである。撃たれた瞬間に被弾する弾の速度に加え、敵の命中率も格段に上がっている(しかも出現直後に発砲する敵多数)ので脅威的な難易度になっている。初心者向けの救済措置(「仲間や一般市民を撃つな!」等の注意)もなくなっており、組事務所突入直後に殉職、または同僚警官誤射なども起こる。
関連項目[]
- セイギノヒーロー
- 極道会
外部リンク[]
- コナミ公式サイト
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