主な登場人物[]
- 木ノ宮タカオ(きのみや タカオ)
- 本作の主人公。逆さに被った帽子がトレードマークの元気な少年。瞳の色は茶色。お調子者だが、屋上から落ちそうになったベイブレードを自分を省みずキャッチするなど、優しい心を持つ。兄・ジンからもらった青龍のベイ・ドラグーンを操り、ベイブレード日本一決定戦・スーパーバトルトーナメントで優勝し、日本一となる。世界選手権の日本代表チームに選ばれ4回戦まで勝ち進むも、ボーグの乱入により大会は中止に。ボーグとの決戦後に現れた聖封士を倒すため、ザガートタワーに突入。聖封士とケインを倒した。その後開かれることになったG・B・Cの日本代表予選に参加。ZOとの野良試合があったものの、Bブロックで優勝を決め、BBAレボリューション入りを果たす。次世代編で息子のマコトに帽子を譲った。
- 『RISING』ではカイがロンドンに出発する当日にバースト版ドラグーンSでバトルするも敗北。その後一年間大会に参加することなくキョウジュたちからベイへの情熱を失ったと思われていたが、皆に内緒で大岩をベイスタジアムのようにくりぬくまで特訓し続けていた。第2回ベイブレード世界選手権G・B・C IIではカイ、マックス、レイと共に日本地区代表「BBAライジング」として出場。
- 火渡カイ(ひわたり カイ)
- タカオのライバルで、朱雀のベイ・ドランザーを操る。シェルキラーのボスであり、巨大企業・火渡エンタープライズの跡取り。瞳の色は赤、両頬にペイントを入れ、両腕には重量のあるプロテクターを着けている(プロテクターはボーグとの決戦まで)。キョウジュが思わず感心してしまうほどの跳躍力を見せたりと、身体能力も高め。自分から父親を奪ったベイブレードに復讐するため、シェルキラーを率い、四聖獣の力を手に入れようとする。しかし、スーパーバトルトーナメント決勝でタカオに敗北し、先に倒す相手ができたと、復讐を取り止めに。世界選手権の日本代表チームに選ばれるも、タカオたちと出場する気はないと告げ、参加選手に野良試合を仕掛けていた。だがユーロチームに惨敗し、タカオに活を入れられ発奮。4回戦に登場し、ラルフにリベンジを果たした。ボーグとの決戦後に現れた聖封士を倒すため、タカオたちと共にザガートタワーに突入した。その後開かれることになったG・B・Cの日本代表予選に参加。Aブロックを順当に勝ち進むも、ZOとの野良試合で迷いが生じたまま、代表入りを決める。しかし、大地の出現によりその迷いが決定的なものとなり、予選後に行方をくらまし、タカオと決着をつけるべくロシア予選でイワンを下し、ネオボーグに入る。次世代編ではしっかりと跡を継ぎ、社長になっているが、タカオとは相変わらずのようで、息子のバトルそっちのけでバトルを挑んでいる。
- 『RISING』ではロンドンに留学しており、出発の日に行ったタカオとのバトルに勝利する。その1年後帰国し、火渡エンタープライズ特別研修生として祖父の後を継ぐべく会社で働いている。
- 水原マックス(みずはら マックス)
- タカオの友人。日本人とアメリカ人のハーフ。明るい性格で、アメリカで暮らしていたため少々片言で、頻繁に英語を使う(興奮すると完全に英語)。スーパーバトルトーナメント準決勝でドラシエルが玄武のベイだと知り、力を発揮するもカイに敗北。世界選手権の日本代表チームに選ばれ4回戦まで勝ち進むも、ボーグの乱入により大会は中止に。ボーグとの決戦後、レイ同様一旦は渡米していたが、聖封士の出現により、再び来日。タカオたちと共にザガートタワーに突入した。その後開かれることになったG・B・Cには、再び渡米し、PPBオールスターズの一員として参加。次世代編ではUSAベイブレード開発局に勤めている。
- 『RISING』では妹のシャルロットが生まれている。
- 金 李(コン・レイ)
- 通称レイ。牙族出身の中国人。白虎のベイ・ドライガーを操る。冷静沈着な性格で、運動能力が高い。ジンに誘われて来日したが、当初は眠ってばかりいた。スーパーバトルトーナメント準決勝でタカオとバトルし当初は互角以上の力を見せるが、バトル中に砕けたドラグーンGAに代わるタカオの新ベイ・ドラグーンSを見て実力差を感じ取り、途中で棄権する。大会後、中国の遺跡にてタカオたちと再会。故郷の仲間たちとも和解した。その後再び来日し、マックスの父親が経営するホビーショップ水原でボーグに遭遇。ユーリにドライガーSを破壊される。世界選手権の日本代表チームに選ばれ4回戦まで勝ち進むも、ボーグの乱入により大会は中止に。ボーグとの決戦後、マックス同様一旦は中国に帰国したものの、聖封士の出現により、再び来日。白虎を封印されてしまう。白虎を取り戻すため、タカオたちと共にザガートタワーに突入。聖封士を倒し白虎を取り戻した。その後開かれることになったG・B・Cには、再び帰国し、バイフーズの一員として参加。次世代編ではマオと結婚し、娘のリンを儲けている。
- 主要登場人物4人の中でもタカオ、カイとほぼ同等の非常に高い実力を有している(実際、G・B・Cでのタカオとの試合ではほとんど引き分けと言えるバトルを演じ、引き分けに終わったカイとの勝負は作者いわく裏の頂上決戦とされている)。
- キョウジュ / マナブ
- タカオの親友。バトルよりも研究が好きで、常にカメラ付きのノートパソコンを持ち歩いている。ベイのデータなどはほとんど彼が調べ、開発も行うが、実戦の腕前はイマイチ。タカオたちの四聖獣のベイに詳しかったため、そのデータを欲したザガートに利用されてしまう。G・B・CでのPPBオールスターズ戦では大地の代わりにアインシュタインMS(メタルスプリング)を操り参戦。フロッグマンと名乗り、大地の前に立ちはだかったこともあった。次世代編ではベイブレード研究所に勤めている。
- 本名の「マナブ」は原作では出ていなかったが、『RISING』で明かされた。
- 皇大地(すめらぎ だいち)
- 『別冊コロコロコミック』で連載されていた外伝『ベイブレード大地』の主人公。少々世間知らずだが、元気で明るい少年。額に大きなバッテン傷があり、シューターを壊してしまうほどの驚異的な握力を持っている。年齢はタカオの2つ下。父が亡くなる直前、日本一になることを約束。その約束を果たすため、何の日本一になるかも決めず1人村を出て旅へ。その途中、ベイブレードの日本一になることを決め、木ノ宮タカオが日本一のブレーダーだと知り、タカオを倒すためにG・B・C代表予選に出場。しかしAブロック決勝でカイに敗北。落胆する大地だったが、カイに勝ってもタカオとは戦えなかったと知り驚愕。そこでBブロックで優勝したタカオに勝負を挑むが、仁に実力を認められ、タカオ、カイと共にBBAレボリューションのメンバーとしてタカオの新たな仲間となる。当初はタカオと衝突することが多かったが、後に打ち解ける。次世代編でブレーダーDJになる。
- 『RISING』では母親にテストの点数が低いことを叱られ、勉強でも一番になるためにベイブレードを封印する。この際来ノ宮仁が家庭教師を頼まれた。ベイブレードをあきらめきれずタカオとのバトルで以前の気迫を取り戻す。本編終了後にもかかわらず使用するベイは初代ガイアドラグーンである。
- ジン / 木ノ宮仁(きのみや ひとし)
- 通称・疾風のジン(しっぷうのジン)。自らをベイブレードに導かれし者と言う謎の男。忍者のような格好をしていて、前髪と後ろ髪は出ているが、肌が見えているのは目の周りと指先のみ。身体能力も高く、建物の壁や電柱を蹴って跳ぶように移動したり、ベイブレードを手裏剣のように投げて回した。木の上など高い所から現れることが多く、ホビーショップ水原には天井に近い窓から入りマックスの父を呆れさせた。タカオにドラグーンを渡し、四聖獣の伝説を語った。カイとは知り合いで、レイを中国から日本に誘ったのも彼。そしてスーパーバトルトーナメントでは大会特別顧問に。ミスターBと共にスピンギアシステムの開発も行っていた。
- スーパーバトルトーナメント決勝で、父親の遺跡発掘を手伝っているはずのタカオの兄・仁だと判明する。またタカオに酒を勧められた際に19歳であることが判明した。タカオたちをスーパーバトルトーナメント優勝記念で中国に連れて行った後は、再び父の仕事を手伝うために旅立っていったが、ボーグによって世界選手権がぶち壊された際に現れ、ボーグのヘリコプターに乗り込むタカオに、新たに発掘されたパーツを渡した。
- G・B・CではBBAレボリューションの監督に就任。
- 『RISING』のG・B・C IIではシニア部門の日本地区代表として、疾風のジンの格好で出場。
- 「仁」は音読みで「ジン」と読めるため、本名につけられた。
牙族 / バイフーズ[]
中国・山東省の山奥に暮らす部族。アニメにおける白虎族に相当。レイ、ライ、マオ、ガオウ、キキは牙族のトップ五人衆と呼ばれている。牙族の村では、タオ老師が近隣の町や集落から集まった身寄りのない子供たちに学問や武術、ベイバトルを教えている。タカオの父・龍也と仁は発掘調査の際に彼らの村で世話になっている。世界選手権には中国チームとして参加し、3回戦まで勝ち上がるも、ユーロチームのジョニーにストレート負けし、敗退。G・B・Cではバイフーズとして、レイを加えた五人衆で参加。だがバトルに出たのはレイとライのみ。
『RISING』のG・B・C IIでは中国地区代表として出場。
- チェン・ライ
- 牙族のトップ五人衆の一人。タカオを気に入り意気投合する。レイとは牙族の長の座を賭けて決着をつけることを約束しており、ひとり村を出て行ったレイを裏切り者扱いしていたが、後に和解する。
- チェン・マオ
- 牙族のトップ五人衆の一人。ライの妹。レイを慕う、しっかりした性格の女の子。レイからは妹のように思われている。次世代編ではレイと結婚している。
- ガオウ
- 牙族のトップ五人衆の大柄な少年。カイと対戦するも、敗れる。
- キキ
- 牙族のトップ五人衆の小柄な少年。お調子者で余計なことばかり言うが、マックスを破るなど実力は高い。
ボーグ / ネオボーグ / ボーグ0[]
ヴォルコフを最高司令官とし、ロシアを拠点としたブレーダー兵士集団。世界のブレーダーたちからは、残酷なまでにベイブレードを破壊しつくす恐怖の軍団と呼ばれている。世界選手権に乱入し、大会を中止に追い込んだ。G・B・Cにはネオボーグと改称し、イワンを抜き、カイを加えた4人で参戦。決勝まで勝ち進んだ。ボーグのメインメンバー4人は全員国籍はロシア<。
『RISING』ではメンバーはゴルべヴァ子供養育センターに身を寄せており、子供たちから慕われている。G・B・C IIではロシア地区代表「ボーグ0(ゼロ)」として出場。
- ユーリ・イヴァノーフ
- ボーグのリーダー。冷酷非情な性格で、仲間からも恐れられている。実力は非常に高く、世界のライバルたちの中で唯一主人公たちに匹敵する実力を持ち、二度もタカオを敗っている。作中最強のブレーダーの一人。
- ヴォルコフの指令でタカオのベイを破壊するために日本を訪れ、その過程でレイのドライガーを始め、多くのベイブレードを破壊してきた。タカオのベイを破壊することに成功するが、その時にウルボーグに傷をつけられており、屈辱を晴らすためにウルボーグ2を作り上げる。その後ボーグ本拠地がある島でタカオと再戦するが、多くのブレーダーを傷つけ、ボーグの仲間すら捨て駒にしたことでタカオを怒らせ、仲間の声援を受けてパワーを上げたタカオに敗れる。
- 『RISING』では酒に溺れた父親が死に、母親はユーリを捨てて再婚したことが語られた。いつか切れる絆など最初からないほうがマシだと言い、仲間を捨てて世界中のブレーダーのベイを破壊していく。日本でカイのベイを破壊しようとバトルを挑むが、途中で乱入したボリスに止められ、ボリスたち仲間の気持ちを理解し共に去っていった。2巻のおまけ漫画では身を寄せているゴルべヴァ子供養育センターでの日常が描かれており、子供たちから「ユーリさん」と呼ばれ畏敬の念を抱かれている。
- ボリス・クズネツォーフ
- ボーグのメンバー。ユーリとは幼い頃からの旧知の仲。ボーグではユーリに次ぐ実力の持ち主で、後のネオボーグでもカイの不在時に、ユーリのパートナーをつとめている。
- 『RISING』の2巻のおまけ漫画では、身を寄せている子供養育センターでの日常が描かれており、ボーグメンバーで唯一子供たちから呼び捨てにされている。
- セルゲイ・ルイバコフ
- ボーグのメンバーの大柄な少年。島でのバトルでは、レイをあと一歩のところまで追い込んだが敗れる。ネオボーグのメンバーで唯一、試合に出ていない。
- 『RISING』ではフルネームが明かされており、2巻のおまけ漫画では、身を寄せている子供養育センターの子供たちのベイブレードの配布やメンテナンスをしており、兄貴分として慕われるなど面倒見の良さを見せている。
- イワン・パホーフ
- ボーグのメンバーの小柄な少年。島でのバトルではタカオに敗れる。G・B・Cの予選ではカイに敗れ、ネオボーグのメンバーから外される。
- 『RISING』の2巻のおまけ漫画では、身を寄せている子供養育センターでの日常が描かれており、他の子供たちとおやつをかけてバトルをするなど年相応の面を見せている。
USA代表チーム / PPBオールスターズ / USAオールスターズ[]
世界選手権のアメリカ代表チームで、個々の選手がベイと共に、何らかのスポーツを得意としている。日本チームに敗れ、2回戦敗退。G・B・CではPPBオールスターズに。スティーブが抜け、新たにマックスとリックが加わった。この2人がレギュラーメンバーのようで、試合に出たのは2人だけである。
『RISING』のG・B・C IIではアメリカ地区代表「USAオールスターズ」として出場。
- マイケル・ソマーズ
- アメリカ特別編にて初登場。USAチームのエースで、得意とするスポーツはベースボール。左腕に付けたシューターを使い、ピッチングフォームでベイをシュートする。USAと描かれた帽子を被っている。明るい性格の上にかなりの自信家で、自称・全米No.1リトルリーガーであり、No.1ブレーダー。タカオ以上のお調子者で、勝利しては自分をアピールし、チームメイトに呆れられている。そそっかしい面もあり、ボストンで出会ったタカオをブレーダーギャングと思い込み、いきなりボールを投げつけた。誤解が解けてからは正義感のあるタカオを気に入り友人に。直後タカオに仕返しに来たブレーダーギャングを、2人で協力して撃退。タカオが世界選手権で戦うライバルだと知ると、大会まで我慢できずにバトルを行い、1対1で引き分けた。そして世界選手権2回戦に3番手で登場。マックスを下し、ライバルであるタカオとバトル。必殺技を繰り出すも、タカオの幻影爆風撃をくらってダウンしてしまい、チームは敗北。落ち込むメンバーをよそに、タカオに明るくエールを送った。その後ボーグの挑戦を受けて島に行くも、本拠目前でベイを破壊されてしまい、カイとレイの危機をタカオに教えた。
- エディ・スミス
- USA / PPBオールスターズの長身の少年。得意とするスポーツはバスケットボールで、ユニフォームを着ており背番号は9。バスケットボールを持っていることが多い。世界選手権2回戦の2番手で登場するも、スティーブ同様マックスに敗れる。予期せぬ2回戦敗退に肩を落としていた。その後ボーグの挑戦を受けて島に行くも、途中でベイを壊されてしまった。名字未登場。
- スティーブ
- USAチームの体格のいい少年。背番号は22。世界選手権2回戦に1番手で登場したが、マックスに敗れる。その後ボーグの挑戦を受けて島に行くも、途中でベイを壊されてしまった。
- エミリー・ワトソン
- USA / PPBオールスターズの眼鏡の少女。得意とするスポーツはテニス。調子に乗っているマイケルをチームメイトで唯一怒ったり、2回戦敗退に憤慨したりと、少々怒りっぽい性格。ボーグの挑戦を受けて島に行った際、敵の狙いがベイの破壊だといち早く気付き、チームメイトに注意を呼びかけたが自分のベイも破壊されてしまい、無線を通じさせてBBAに連絡を取った。名字未登場。
- リック・アンダーソン
- PPBオールスターズのメンバー。短気な性格。好物はアップルパイ。家は牧場を経営している。タカオたちがG・B・C第1戦が行われるアメリカを訪れた際に大地と出会い、勝手にアップルパイを食べた大地に怒りベイブレード勝負を挑むが、互角の勝負の末に意気投合する。G・B・CでのBBAレボリューション戦では、マックスとタカオの真剣勝負に水を差すまいと自らベイを止めて退場した。
- 『RISING』では16歳になっており、G・B・C IIシニア部門のアメリカ地区代表として出場。
ユーロ代表チーム / マジェスティック4[]
激戦区のヨーロッパ予選を勝ち抜いてきた世界選手権の優勝候補。誇りなきバトルはできないと、実力者でありながらボーグの挑戦を受けず、島に行くヘリコプターに乗らなかった。
『RISING』のG・B・C IIではイギリス地区代表「マジェスティック4」として出場。
- ラルフ・ユルゲンス
- ドイツ出身。誇り高い戦いを信条とする。一度野外試合でカイを破るも大会にてドランザーFを手にしたカイに敗北する。
- ジョニー・マクレガー
- イギリス出身。世界選手権3回戦で中国チームにストレート勝ちし、世界のレベルの低さに苛立っていたときに、野良試合を仕掛けていたカイに遭遇。ラルフの制止も聞かず、退屈しのぎにバトルを受けるも期待外れに終わった。4回戦でタカオとバトルを始めた直後、ボーグが襲撃、イワンにサラマリオンを破壊される。口が悪く、ラルフに「うぜぇ」と言ったり、負けたカイをへなちょこ呼ばわりした。
- ジャンカルロ・トルナトーレ
- イタリア出身。チームメイトにはぐれブレーダーの噂を教えた。
- オリビエ・ボーランジェ
- フランス出身。世界選手権4回戦・日本vsユーロの1番手の予定だったが、カイの指名を受けたラルフと交代。ラルフがジョニー以外に苦戦しているのを見たことがなく、ラルフが完敗したことに呆然としていた。
聖封士(セント・シールズ)[]
『RISING』のG・B・C IIでは東アフリカ地区代表「セント・シールズ」として出場。
- オズマ
- 聖封士のリーダーの少年。四聖獣を守るためにあえてザガートに近付き、ザガートの手に渡る前に封印しようとしていた。ホビーショップ水原のベイスタジアムでユーリの銀狼、レイの白虎を封印し、ザガートタワーで青龍を封印しようとするもタカオとレイの合体必殺技に敗れ、ケインのサイバードラグーンにベイを破壊される。自分たちが聖獣を力として扱っているのに対し、タカオたちが聖獣と一体になってベイバトルをしていることを知り、聖獣の力を託すことを決めた。
- G・B・C決勝を4人揃って観戦していた。
- ユスフ
- 聖封士の小柄な少年。白虎を奪うため中国でレイに挑んだ。ザガートタワーで青龍を封印しようとするもタカオとレイの合体必殺技に敗れ、ケインのサイバードラグーンにベイを破壊される。
- G・B・C決勝を観戦していた。
- 髪型はシャークフィンをイメージしている。
- マリアム
- 聖封士の長髪の少女。玄武を奪うためアメリカでマックスに挑んだ。ザガートタワーで青龍を封印しようとするもタカオとレイの合体必殺技に敗れ、ケインのサイバードラグーンにベイを破壊される。
- G・B・C決勝を観戦していた。
- 髪型はフォックステールをイメージしている。
- ドゥンガ
- 聖封士の大柄の少年。他の聖封士の3人と違い1人だけ訛りがある。ザガートタワーで青龍を封印しようとするもタカオとレイの合体必殺技に敗れ、ケインのサイバードラグーンにベイを破壊される。
- G・B・C決勝を観戦していた。
ザガート一味[]
『RISING』のG・B・C IIではケイン、ジム、サリマ、ゴウキがオーストラリア地区代表「AUSサイバー」として出場し、レオンが「ヴァイスクリーガー」として出場。
- ケイン山下(ケイン やました)
- ザガートの部下でIQ200の天才少年。日系オーストラリア人。左腕にパワーシューターを付けており、そこからベイブレードを撃ち出す。タカオたちに敗れた聖封士のベイブレードを破壊した。一度ドラグーンVに勝利するも生まれ変わり、V2となったドラグーンとタカオが発揮した聖獣の真の力に敗北。
- G・B・C決勝を観戦していた。
- ジム
- ザガートの部下の小柄な少年。サリマ、ゴウキと共に朱雀、白虎、玄武を奪おうとするが、聖獣の真の力に敗れる。
- サリマ
- ザガートの部下の女の子。ジム、ゴウキと共に朱雀、白虎、玄武を奪おうとするが、聖獣の真の力に敗れる。
- G・B・C決勝を観戦していた。名前未登場。
- 名前の由来はアフリカの地名サリマだが、国籍は設定されていない。
- ゴウキ
- ザガートの部下の少年。国籍は日本。ジム、サリマと共に朱雀、白虎、玄武を奪おうとするが、聖獣の真の力に敗れる。名前未登場。
- ZO(ゼオ) / レオン
- 最強のブレーダー戦士ZOとして教育されたザガート博士の息子レオン。ヴァイオリンが得意なようでタカオと出会ったときはタカオのために作曲した鎮魂曲を奏でており、ベイバトルではリズミカルな攻撃を繰り出してくる。父であるザガートのためにバトルをしていたが、タカオとのバトルで自分のブレーダー魂に気付き、自分のために楽しんでバトルをし、ドラグーンの新たな力に敗れる。しかしその姿がザガートを改心させ、タカオに感謝し父と共に去っていった。
- G・B・C決勝ではタカオの応援をしていた。
- 当初はザガートの死んだ子に似せて作られた人造人間の予定だったが変更となり、その設定はアニメ版で活かされることになった。
fサングレ(エフェサングレ) / Fサングレ+M[]
G・B・CのヨーロッパA地区代表。スペイン出身のフェルナンデス姉弟。第1戦のアメリカ大会でバルテズソルダを破るが、第2戦での地元スペイン大会でBBAレボリューションに敗れる。
『RISING』のG・B・C IIではマチルダを加え、スペイン地区代表「Fサングレ+M(エメ)」として出場。
チーム名の由来はフェルナンデス家(f)の血統(Sangre)。
- ラウル・フェルナンデス
- ジュリアの弟。フェルナンデス家の血を引いていることに誇りを持っている。
- 祖父であるパブロの工房でタカオたちに出会い、パブロにベイブレードを作って欲しいというタカオを2度と近づけさせないため、古工場を先に通り抜けたほうが勝ちというスピードレース勝負を行う。フレイムペガサスに障害をジャンプさせてタカオを引き離すも、新エンジンをセットしていたドラグーンGに追い抜かれて焦り、ロングジャンプで一気にゴールを決めようとする。しかしフレイムが突風に煽られてバランスを崩し、鉄筒に衝突。その鉄筒が倒れて激突した壁が壊れ、下敷きになりそうになるが、ドラグーンGが瓦礫を砕き、タカオに突き飛ばされて助けられる。勝利を捨て、ドラグーンGを壊してまで自分を助けたタカオを「それでもブレーダーか」と責めるが、「ブレーダーだからこそ助け合う」というタカオの言葉に衝撃を受ける。その後G・B・CでBBAレボリューションとバトルを行い、タカオの新たなベイ・ドラグーンGTがパブロに作ってもらったものだと知り怒りを露わにするが、正々堂々のバトルの末タカオと大地に敗れ、祖父がなぜタカオを認めたのかを理解した様子。
- ジュリア・フェルナンデス
- ラウルの姉。弟のラウルに対して彼女のベイブレードは雷を利用し、コンビネーション技「炎雷勇撃(フェルサバリエンテ)」を繰り出す。
バルテズソルダ[]
G・B・CのヨーロッパB地区代表。バルテズ監督が世界を渡り歩いてスカウトしたブレーダーで作られた寄せ集めチーム。
『RISING』のG・B・C IIではミハエル、クロード、アーロンが「ヴァイスクリーガー」として出場し、マチルダが「Fサングレ+M」として出場。
名前の由来はバルテズの兵士(Soldat)。
- ミハエル・カーン
- バルテズソルダのリーダー的少年。第1戦・第2戦共に惨敗し、世界のレベルを痛感。どん底にいたところでHMSを手にし、その怪物の力(モンスターパワー)の闇の部分の虜になってしまい、どんな卑怯な手段を使ってでも勝利を追い求めるように。第3戦のネオボーグ戦ではベイに仕込んだ鉤爪(フック)で速攻を仕掛けてきたユーリのウルボーグとボリスのファルボーグ、両方の鋼鉄のアタックリングを切断し勝利した。その試合の直後に次の対戦相手であるBBAレボリューションを動揺させるため、覆面で顔を隠し襲撃。バイフーズ戦で傷ついていたドラグーンを倒し、破壊しようとするもカイのドランザーMSに邪魔され、正体を明かす。第4戦でも鉤爪を使用し、マチルダの説得を聞き入れずガイアドラグーンもろともヘッジホッグを破壊。仲間を犠牲にし、もう後戻りできないとスタジアム内の柱を倒して勝とうとする。世界チャンピオンになれば仲間も分かってくれるはずと、鉤爪をしまうことなくドラグーンに向かって行くが、破壊したガイアドラグーンのアタックリングにより鉤爪を封じられ、タカオと大地の仲間の力の前に敗北。武神風撃で吹き飛ばされてしまう。吹き飛ばされた自分に駆け寄ってきたマチルダに心配してくれるのかと問い、仲間だからと答えられ目を覚ます。次は正々堂々と自分たちのバトルをするとBBAレボリューションに約束した。
- マチルダ
- バルテズソルダ紅一点。国籍はイギリス。髪の2本のアホ毛がトレードマークで、頭にゴーグルをつけている。第1戦のfサングレ戦にミハエルと共に出場し、敗北。
- 覆面で顔を隠してBBAレボリューションを襲撃した際、1人でキョウジュを押さえつけ、ドラグーンが傷つくのを見て笑っていた。
- 第4戦のBBAレボリューション戦にミハエルと共に出場。ミハエルのデスガーゴイル同様ベイに鉤爪を仕込んでおり、ガイアドラグーンを傷つけるが、ボロボロになりながらも自分のバトルを貫く大地の姿に以前の自分たちを思い出し、目を覚ます。鉤爪をしまい、以前のように正々堂々とバトルをしようとミハエルを説得するも聞き入れられず、ガイアドラグーンもろともピアスヘッジホッグを破壊されてしまう。その後ミハエルがタカオに敗れ、敗北。武神風撃で吹き飛ばされたミハエルを心配し、駆け寄った。
- クロード・デュガリー
- バルテズソルダの長身の少年。第3戦のネオボーグ戦に出場し、何もせずに勝利。その直後に覆面で顔を隠してBBAレボリューションを襲撃した際、アーロンと共に大地を押さえつけ、ドラグーンが傷つくのを見て笑っていた。BBAレボリューションとのバトルで目を覚まし、武神風撃で吹き飛ばされたミハエルを心配し、駆け寄った。名前未登場。
- アーロン
- バルテズソルダのドレッドヘアーの少年。帽子をかぶっている。覆面で顔を隠してBBAレボリューションを襲撃した際、クロードと共に大地を押さえつけ、ドラグーンが傷つくのを見て笑っていた。BBAレボリューションとのバトルで目を覚まし、武神風撃で吹き飛ばされたミハエルを心配し、駆け寄った。名前未登場。
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