ジャンル | 対戦型格闘ゲーム |
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対応機種 |
MSX (その他海外ではコモドール64などにも) |
開発元 | コナミ工業 |
発売元 | コナミ工業 |
人数 | 1-2人(同時) |
メディア | [MSX]カセット |
発売日 | [MSX]1985年12月 |
『イーガー皇帝の逆襲』(いーがーこうていの-、英:Yie Ar Kung-Fu II: The Emperor Yie-Gah)は、1986年にコナミ工業(現コナミ、2006年3月31日の持株会社化に伴い、版権はコナミデジタルエンタテインメントに移行)から発売されたMSX用のアクションゲームで、MSX版『イー・アル・カンフー』の続編である(アーケード版では番外編として『ショーリンズロード』もリリースされた)。前作は純粋に対戦型格闘ゲームだったが、本作は面クリア型のアクションゲームの要素が強くなっている。タイトル画面では「イーガー皇帝の逆襲」(および英語表記)の上に"Yie Ar Kung-Fu II"と表示されている。このゲームの名前の由来であるが、当時のコナミ工業本社(大阪府豊中市)の近所に餃子の王将があり、社員がよく利用していたため、餃子1人前を表す「イーガー コーテル」からタイトルを思いついたと言われている。
i-revoやWiiのバーチャルコンソールでも配信されているほか、海外ではコモドール64やZX Spectrumなど向けにも発売されている。
概説[]
プレイヤーは前作の李(リー)の息子、李英(リー・ヤング)となり、イーガー皇帝を名乗るチャーハン一族の生き残り、立人(リー・ジェン)一味の打倒を目指す。
各面は全部で4画面分あり、リー・ヤングはボスにたどり着くのに3画面分を進む必要がある。道中では(前作ではフィードルの部下だった)忍者をはじめとしたさまざまな敵と闘うこととなる。ときどき”小敵隊”と呼ばれる敵が3人まとまって出てくることもあり、この”小敵隊”を全て倒すと烏龍茶の葉を入手できる。烏龍茶の葉を5枚集めると、烏龍茶を1つ入手でき、飲む(使う)ことで体力が全回復する。烏龍茶は最大3つまでストックできる。またボスとの対戦場所にはラーメンが隠されていて、これを食べる(取る)ことで一定時間無敵となる。リー・ジェンを倒すとクリアとなり、2周目が始まる。
本作では前作と異なり2人での対戦も可能で、その場合1Pはリーを、2Pはイェン・ペイ、ラン・ファン、プー・チンのうちの1人を担当することとなる。
スロットが2つ以上あるMSXの場合、スロット2に前作を入れてプレイすることでピンチの際に父親「リー」(前作の主人公)の亡霊が現れ、烏龍茶を落としてくれる。
登場キャラクター[]
- LEE YOUNG(リー・ヤング)
- 本作の主人公で、前作の主人公の息子。
- YEN PEI(イェン・ペイ)
- 青い中華服(コモドール64では紫の中華服)をまとった人物で、赤い辮髪を前作のチェインのように使って攻撃してくる。
- LAN FANG(ラン・ファン)
- 白い上着に赤いスカート(コモドール64では青いドレス)を着た結髪(コモドール64ではショートヘア)の女性で、前作のファンのように鉄製の扇で攻撃を仕掛けてくる。
- PO CHIN(プー・チン)
- 赤い服(コモドール64では茶色の服)を着た、笑みを浮かべた大男。放屁攻撃でリー・ヤングを麻痺させながら攻撃してくる。海外で発売されたThomson TO7-70版には登場しない。
- WEN HU(ウェン・フー)
- 緑色の服の男で、身に着けた仮面を飛ばして攻撃してくる。仮面は蚊が飛ぶ時のような音を出しつつ飛び、叩き落とすこともできる。その場合、ウェンは仮面を拾いに来る。
- WEI CHIN(ウェイ・チン)
- 緑のズボンを履いたモヒカンの男で、ブーメランで攻撃を仕掛けてくる。
- MEI LING(メイ・リン)
- 赤いチャイナドレス(コモドール64では青いチャイナドレス)を着た長髪の女性で、短剣を使って攻撃を行う。
- HAN CHEN(ハン・チェン)
- 赤い中華服に覆面に帽子、眼帯(コモドール64ではしていない)という出で立ちの男で、爆弾を投げて攻撃してくる。
- LI JEN(リー・ジェン)
- 大きな襟のついた全身を覆う白いマント服を着た髭面の男で、「イーガー皇帝」を僭称する。雷を落として攻撃してくる。
外部リンク[]
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